健康寿命と平均寿命の差の原因と問題点、世界で最も長い寝たきり期間

みんなの目標「健康寿命」100歳!

「健康寿命」と「平均寿命」の違いは?

最近90歳以上のご長寿の方に出会うことは、そう珍しくなくなりましたね。近所でも90歳以上だろうな、と思われる方をたくさん見かけます。

こう考えると、世界の中でも日本が屈指の長寿国であることは、まぎれもない事実のようです。

さて、厚生労働省は2017年3月に、日本人男性の平均寿命は80.75歳、女性の平均寿命は86.99歳と発表しました。

この年齢は元気な高齢者だけでなく寝たきりや認知症などを患って人の介助を必要とする高齢者も含まれており、必ずしも喜んでばかりはいられないようです。

だれでも最後の時を迎えるまで「自分のことは自分でできる」自立した生活を望んでいるはずです。

「平均寿命」は健康であっても病気であっても、体の健康状態に関わらず現在生きている人全員の寿命の平均です。

「平均寿命」に対して介護の必要のない自立した日常生活を送っている人の平均を「健康寿命」といいます。厚生労働省は2016年の「健康寿命」は男性72.14歳、女性は74.79歳と発表しています。

「健康寿命」ってどうやって算出されるの?

「健康寿命」の算定プログラムとは

実際の「健康寿命」の数値を出すためには、日本国民全員の誕生から死亡までを調査する必要がありますが、とても難しいようです。

そこで、一定の測定方法を定めて年齢や性別、自己申告されたデーターを元に仮説的に数値が算出されているそうです。

「ロコモ」とは?

「健康寿命」との関係は?

高齢者と若者の違いといえば、一番に考えられるのが筋肉や骨、関節などの衰えによる運動機能の減退でしょう。

中には若者にも負けない強じん的なお年よりもおられますが、何かしらの努力を惜しまない稀な方たちで、多くの高齢者は加齢とともに運動機能が徐々に衰えていきます。

「ロコモ」とは「ロコモティブシンドローム」の通称名で、歩いたり座ったりの当たり前の日常生活ができにくくなる状態のことを指します。

運動機能の衰えが進行すると、最終的には寝たきりになり介護が必要となります。
こうなると「健康寿命」だとはいえません。

つまり「健康寿命」を延ばすということは、まず検診や自己チェックにより自身の運動機能状態を認識し、早めに対策を打って運動機能を改善させることだといえます。

高齢者になると骨粗しょう症や変形性関節症などの症状が現れやすくなります。このことが骨折や痛みまたバランス力の低下を招やすく、そのため体を動かしにくくなることも筋力や骨、関節の衰えに大きく関係しているようです。

「健康寿命」を延ばすために

病気にならない体を作ること!

残念なことですが、誰でも加齢を逃れることはできません。高齢者になると免疫力や抵抗力がなくなり、病気になりやすくなるのは事実ですが、生活習慣や食生活の改善などちょっとした心がけで「健康寿命」は大きく違ってくるようです。

「健康寿命」を延ばすためには

・栄養バランスに気をつけ、規則正しい食生活を心がける
・質の良い十分な睡眠をとる
・タバコは一害あって利益なし
・ウオーキングや適度な運動を続ける
・仕事やボランティア、地域の世話など社会に関わっていく

長い間の習慣で知らず知らずのうちに、自覚の無い体調異常も少なくありません。最近では多くの職場や各市町村で健康診断が行われていますので、積極的に参加して病気を早期発見することが重要です。

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