肺炎の種類、熱の出ない肺炎も、肺炎球菌ワクチンの接種の仕組みとは

風邪と肺炎の違いについて

風邪と肺炎の違い

風邪と肺炎は、症状が似ているため、よく混同されがちです。しかし、肺炎の場合は早めに気づかないと、重症化する危険性もあります。

風邪の症状としては、咳、鼻水、発熱、喉の痛みなどがあります。肺炎の症状は、咳、発熱の他、息切れや胸の痛みといった症状が出てきます。また唇の色が紫色になったり、変わった色の痰が出たりします。

風邪の症状が1週間程度で回復するのに対し、肺炎の場合は長く続く傾向にあります。発熱も、38℃以上の高熱が続くのが肺炎の症状と言えます。

肺炎は人から人に感染するのか?

肺炎はうつるの?

肺炎の原因には、大きく分けると3つの原因があります。「細菌性肺炎」と「ウィルス性肺炎」と「非定型肺炎」の3つです。

「細菌性肺炎」と「ウィルス性肺炎」は、その名の通り、細菌やウィルスに感染することによって起こる肺炎です。ですから、その細菌やウィルスが咳などに含まれて感染する可能性はあります。そのため、肺炎は飛沫感染や接触感染すると言えるでしょう。

例えば、インフルエンザウィルスも肺炎の原因になります。この場合、インフルエンザウィルスの感染がきっかけで、肺炎を引き起こす可能性があります。ただ、必ず肺炎になるという訳ではありません。

肺炎球菌ワクチンとは

肺炎球菌ワクチンについて

肺炎球菌とは、通常の社会生活でかかってしまう肺炎の原因菌として、もっともメジャーな細菌です。喉の奥や鼻の中にいる可能性がある細菌です。

免疫力が低下している人が、この細菌に感染すると、重篤な症状を発症することがあります。そのため、65歳以上の高齢者の方は、5年ごとに定期接種することが推奨されています。

60歳から65歳未満の方でも、心臓や腎臓、呼吸器に疾患のある方であれば、対象となる場合があります。詳しくは医療機関でお問い合わせください。

また対象外の人でも任意接種することができます。任意接種の場合は、自治体で助成を受けることができる場合もあります。こちらは、自治体で確認するようにしてください。

高齢者こそ肺炎に注意

肺炎の危険性

厚生労働省の発表では、肺炎で亡くなる人の数は、がん、心疾患に次いで多い三番目の数となっています。割合では、全体の9.4%を占めています。

日本では、肺炎は高齢者の死亡原因として認知されていますが、世界では乳幼児と若年に多い病気とされています。

高齢者の場合、ウィルス性や細菌性の肺炎以外に、誤嚥による「誤嚥性肺炎」が増えてきます。咀嚼能力が下がることで、起きる可能性が高まります。

また認知などの影響で十分にコミュニケーションが取れないことも一因となっているようです。高齢者の方や免疫力の弱まっている方は、十分に注意が必要です。

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