日本三大花火大会、歴史と開催日、知っておきたいそれぞれの特徴とは

夜空に浮かぶ大輪の花!

夏の風物詩になっている

打ち上げ花火といえば、美しい花を夜空に咲かせる楽しいイベントですよね。毎年全国何十か所で真夏の祭典として開かれている花火大会です。

しかし、その中でも日本三大花火大会と呼ばれるほどの大きなイベントがあるのをご存知ですか?

「全国花火競技会」、「土浦全国花火競技会」、「長岡まつり大花火大会」の3つが現在の日本三大花火大会と呼ばれています。

では、この3つの花火大会の歴史や詳細はどんなものなのでしょうか?

大曲の花火「全国花火競技大会」

様々な賞が特徴!

この花火大会は、秋田県大仙市にて開催されています。日付は毎年、8月の第四土曜日とされています。土曜日だと、次の日が日曜なのでゆっくりできますね!

時間は昼の部と夜の部に分かれており、昼の部が17時30分ごろから18時45分ごろまで、夜の部は18時50分ごろから21時30分ごろとされています。

来場者数は約70万人が予想されており、大会を通して彩られる花火の数は1万8000発となっているそうです。

この花火大会は、歴史が長く、始まりは1910年の明治43年と言われています。その頃はまだ、「全国花火競技大会」と呼ばれてはおらず、「奥羽六県煙火共進会」と呼ばれていました。

また、花火大会がメインではなく、諏訪神社の祭典の余興から派生していったようです。

さらに、この花火大会では様々な賞が設けてあり、「内閣総理大臣賞」、「経済産業大臣賞」、「文部科学大臣賞」、「中小企業庁長官賞」、「観光庁長官賞」などが評価のいい花火には頂けるそうです。

そういった点でも、花火師たちの腕の見せどころでもあり、「花火師日本一決定戦」ともいえるとのことです。
全国から腕のいい花火師たちが集まる大会でもあるので、選りすぐりの花火が見られるというわけですね。

また、夏の祭典だけではなく、「四季の花火」ということで、「大曲の花火―春の章―」、「大曲の花火―秋の章―」、「大曲の花火―冬の章―」といった具合に様々な季節でも花火が楽しめるようです。

「土浦全国花火競技会」

速射連発が特徴のスターマイン

茨城県土浦市で開催される花火大会であり、こちらは真夏ではなく、秋に開催される花火大会です。珍しいですね。

開催日は10月の第一土曜日となっており、真夏のような暑さがない為、観覧するには過ごしやすい季節となりそうです。

来場者数はこちらも約70万人を予想しており、打ち上げられる花火の数は全体で2万発とされています。大曲の花火より数が多めですね。

この花火大会の始まりは、大正14年まで遡るそうです。

お寺の住職が霞ケ浦海軍航空隊と親交があり、航空隊の殉職者の慰霊、そしてその頃に発生した関東大震災の後に続いていた不況をどうにか回復させようと、土浦の経済の活性化そして発展を目指して行われた花火大会でした。

私財を投げうって行われたそうです。人々のために行われた花火大会は今でも続いており、様々な人たちを魅了しているそうです。

また、この花火大会では「速射連発」で打ち上げられるスターマインが有名で、「スターマイン日本一」を決める大会でもあるそうです。

この花火大会でも「内閣総理大臣賞」が与えられることがあるそうです。日本の花火大会でもこの土浦の花火大会と大曲の花火大会のみが、その栄誉を受けられる可能性があるという事で、腕に自信のある花火師たちの競演が見られるそうです。

「長岡まつり大花火大会」

慰霊と平和の祈りを乗せて

こちらは新潟県長岡市で開催される花火大会で、日付は固定の8月2日、3日となっています。この日付はあくまで花火大会の日付のみで、実際は長岡まつり自体は8月1日から開催されています。

曜日はその年によって違うようですね。来場者数は2日間の合計で約103万人とされており、花火の打ち上げの数も二日間の合計で2万発と言われています。

この花火大会、何故日付が固定なのだろうと思った方も見えると思います。実はその固定された日付が、この花火大会、長岡まつりの歴史に関係してくると言えるのです。

昭和20年8月1日、夜間に行われたB-29爆撃機の空襲、この空襲によって長岡の土地は焼かれてしまい、たくさんの人が犠牲となりました。

その一年後に開催された「長岡復興祭」が現在の長岡まつりの前身となっています。いつまでも忘れてはいけない空襲の悲劇、そして平和と慰霊の祈りから現在のお祭りと花火大会の開催日となったのです。

8月1日の午後10時30分、長岡空襲のあった時間には白く大きな大輪を夜空に打ち上げる「慰霊と平和への祈り」の花火が行われるそうです。

戦争の悲劇をいつまでも忘れてはいけない、いつまでも受け継いでいかなければならない、そしてその悲劇を繰り返してはならない、そんな意味がこもった花火大会でもありました。

この花火大会では花火の大きさを競う「ギネス世界記録」競争が繰り広げられるなど、なかなか花火師たちの熱い戦いが見ものの一つでもあるそうです。

全長2キロにも及ぶ「フェニックス」、「正三尺玉」、「ナイアガラ」など、どれを見ていても圧倒的なスケールで、見ている人たちを魅了してくれるそうです。

どの花火大会も見ごたえ十分!一度見に行けば必ず思い出に残ること間違いなしでしょう。

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