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おからパウダがなぜダイエットに?
単におからを乾燥させたものじゃないの
みなさんは豆腐とおからの違いってご存知ですか?おからは豆腐をつくる過程ででてきた絞り出される副産物です。少ししっとりしていて軽い感じがします。
このおからを乾燥させたものがおからパウダーになります。乾燥おからはただおからの水分を飛ばしているのに対して、おからパウダーはその名の通り乾燥させたおからを粉砕してサラサラの状態のパウダーにしてしまったものになります。
おからパウダーをひとたび水分につけてしまうと4倍~5倍に膨れあがってしまいます。この習性を利用したのがおからパウダーダイエットです。
おからパウダーダイエットの効果
腸内環境を整える
おからには食物繊維が豊富にふくまれています。なので法内環境を整えてお通じの改善に効果があります。
また、おからの糖質の中にオリゴ糖が含まれているので悪玉菌を退治して善玉菌を増やす働きがあります。
お通じが改善されると体の中の老廃物が外に排出されるので新陳代謝が活発になって痩せやすくなるわけです。
さらにおからに含まれる食物繊維は水を含むと膨れるために満腹感が継続しやすく、ダイエットに大敵な空腹感を感じにくくなりダイエットにむいているというわけです。
おからパウダーダイエットの落とし穴
摂りすぎ注意!
おからパウダーに入っている食物繊維には腸内の環境を整えお通じを改善する効果がある反面、摂りすぎると逆にマイナスの効果が増えることになります。
たとえば体に必要なミネラル分を排出しすぎたり、体内の水分をおからパウダーが吸収しすぎてかえって便秘になってしまいます。
また、油分を含みやすい特性をもっていることからマヨネーズや油と一緒にとってしまうと思った以上に脂質を吸収してしまうことになってしまいます。
なので1日の目安の量は50グラムを限度に節度をもって摂取するようにしましょう。
やり方を守って美BODYに!
なにごとも摂りすぎは×
痩せるからといってそればかり食べるのは逆に体にはよくありません。このおからパウダーダイエットもそうです。
1日の摂取量をまもらなければ逆に太りやすい体をつくってしまうことになります。痩せる体をつくるのは一朝一夕にはできません。毎日続けることが大切なのです。
ダイエットもやり方を守って毎日コツコツダイエットを行い美BODYに近づいていきましょう!
大注目の酒粕
酒粕の正体
今、ダイエットの世界でも、栄養価的にも大注目されているのが酒粕です。スーパーでも酒粕を取り扱っているお店が増えてきました。では、この酒粕とか、一体何なのでしょうか?
酒粕とは、清酒を作る際に原料を絞った残りかすです。清酒の原料は、お米やこうじ、酵母などがあります。酒粕には、搾りかすとはいっても、それらの栄養分が残っているのです。
酒粕の栄養分としては、炭水化物の他、タンパク質や食物繊維が豊富に含まれています。またナイアシンや葉酸などのビタミンも豊富です。またアミノ酸は、様々な種類のアミノ酸が含まれています。
酒粕ダイエットのキーパーソン
レジスタントプロテインとは
レジスタントプロテインという言葉は、耳慣れない言葉だと思います。栄養価が高い酒粕にダイエット効果があるのは、このレジスタントプロテインのおかげなのです。
食物繊維がダイエットに有効なのは有名です。食物繊維は、体内で吸収されることなく、排泄されます。その際、便秘の解消の効果も発揮するため、ダイエット効果があるとされているのです。
レジスタントプロテインも、食物繊維と似たような性質を持ちます。タンパク質の一種でありながら、体内では消化吸収されにくいのです。
食物繊維と同じように便秘解消の効果がある他、コレステロールの値を下げる効果も確認されています。
このレジスタントプロテインのおかげで、栄養価の高い酒粕が、ダイエット効果の高い食品との評価を受けているのです。
レジスタントプロテインを多く含む食品
そばや大豆も
レジスタントプロテインを多く含む食品は、酒粕だけではありません。酒粕は、アルコール分を含んでいるため苦手という人もいるでしょう。
そこで、酒粕以外に、レジスタントプロテインを多く含む食品を紹介したいと思います。
お蕎麦には、レジスタントプロテインが多く含まれています。蕎麦タンパク質は、血中のコレステロール値を下げる効果があることが確認されています。
大豆の中にも、レジスタントプロテインが含まれています。大豆タンパク質は、コレステロール値を下げる効果があると言われていましたが、これは大豆タンパク質に含まれるレジスタントプロテインの働きです。
大豆製品の中でも、特に凍り豆腐にはレジスタントプロテインが多く含まれているそうです。
ダイエットにも効果抜群
おススメの酒粕料理
酒粕料理といえば、甘酒を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。しかし、甘酒には砂糖が大量に含まれているので、ダイエットにはおススメできません。
酒粕料理でおススメなのは、やはり粕汁でしょう。レンコンやゴボウなど、食物繊維を大量に含む根野菜と一緒に食べることで、一層、ダイエット効果を上げることができます。
また酒粕を水でペースト状に伸ばし、塩で味をととのえた粕こうじは、肉料理や魚料理に威力を発揮する調味料となります。
肉を炒める時、魚を焼く時に表面に塗るだけで酒粕を摂取できるようになります。是非、お試しください。