関節リウマチの病態と治療薬、免疫改善の食事療法や新しい治療方法が

関節リウマチは自己免疫疾患、関節で炎症

晴れや痛みが半端ない

歳を重ねると、あそこが痛いここが痛いと…よく聞きますよね(笑)

私もあちこち痛みます(笑)

いろいろな原因がある中で多く耳にするのが、関節リウマチではないでしょうか。

関節リウマチというのは、関節が炎症を起こし軟骨や骨が破壊されて関節の機能が損なわれ、放っておくと関節が変形してしまう病気で、自己免疫疾患のひとつです。

関節の腫れや激しい痛みを伴い、関節を動かさなくても痛むのが特徴です。

免疫が暴走する?

本当の原因は何?

この関節リウマチの原因と言われているのが、免疫の異常です。

自己免疫の働きに異常が生じるために、誤って自分自身の細胞や組織を攻撃し、それによって炎症、腫れ、痛みとなって表れるようです。

そして、まだはっきりとはわかっていないようですが、遺伝的因子(体質)や複数の環境因子が関係するとも言われています。

30代から50代の女性に多く、主な症状としては、関節の痛みや腫れです。

そしてそれ以外にも、だるい、疲れやすい、貧血、食欲がない、目や口の乾き、リンパ腺の腫れなどの全身症状が現れることもあるようです。

また、大きな特徴として、「手のこわばり」があります。

これは、朝起きてから30分以内くらいによく表れやすく、日中は比較的落ちつくようです。もしこのサイン「手のこわばり」が続くようなら、一度受診されることをおすすめします。

食事療法がいいと言われているわけ

免疫力・筋肉量を高めるために

予防できるのが一番ですが、関節リウマチと診断されてからでも食事に気を付けることで進行を抑え、下がってしまった免疫力を高めることは出来ます。

また、痛みや腫れの苦痛により食欲が落ちてしまう人が多いのですが、体力や筋肉量を維持し、合併症を予防するためにも毎日の食事には気を付けたいものです。

まずは「たんぱく質」これはぜひ魚から摂取したいものです。

イワシやさんま、サバなどの青魚には「オメガ3不飽和脂肪酸」が多く含まれ、炎症や血管障害を抑える可能性があると言われているので、積極的に摂りましょう。

また、関節が弱くなり、運動不足やステロイドの長期使用などによって骨粗しょう症になりやすくなるので、吸収を助ける作用のあるビタミンDとともにカルシウムを摂りましょう。

カルシウムを多く含むと言われている乳製品や小魚、ほうれん草などの緑黄色野菜、ヒジキなどの海藻類とともに、ビタミンDが豊富なきのこ類を合わせて頂くのが良いでしょう。

免疫力アップに必要不可欠なのが食物繊維

これが腸内環境を整えてくれることにより免疫力を高め、病気になりにくい身体にしてくれるのです。

今まで関節リウマチというのは、症状を和らげるといった治療しか出来なかったのですが、医療の進歩により、進行を抑え発症前とほとんど変わらない生活を送ることが出来る「寛解」を目指せるようになっています。決して治らない病気ではないのです。

また、さきほどの食事を普段から心がけて摂取していた人は、そうでない人に比べて関節リウマチの発症が少なかったという報告もあるようです。

暴飲暴食を控え、普段から食事に気を付けて、ぜひ健康寿命を延ばしましょう。

関節リウマチは、関節が炎症を起こし、軟骨や骨が破壊されて関節の機能が損なわれ、放置しておくと関節が変形してしまう恐ろしい病気です。その患者数は日本全国で70万人以上いるとも言われています。

関節リウマチを発症する年代は30代から50代で、男性よりも女性が多く発症する傾向にあります。その男女比は約1対4と言われています。60代になって発症するケースもあるようです。

未だにハッキリしていない関節リウマチの原因

関節リウマチの原因について

関節リウマチの原因については、色々と研究が進んでいますが、現時点ではハッキリとしていません。

一説には細菌やウイルスから体を守る仕組みの免疫機能が異常を起こして関節を守る組織や骨、軟骨を攻撃して発症するのではないかと言われています。しかし、なぜ免疫機能が異常を起こすかについてはわかっていません。

ストレスが原因とする説や過労が原因とする説、何らかの感染が源とする説など様々ですが、まだこれといった原因は特定できていません。

原因が特定でいないということは、有効な治療法がないということです。そんな中でも、症状を軽減してその状態を維持する治療法が確立されてきています。数年目に比べると、格段に進化しているのです。

症状が軽減して安定している状態を寛解と言います。この寛解状態を維持することが関節リウマチ治療の最終目的と言うことになります。

関節リウマチの初期症状

早期発見が寛解への道

関節リウマチの初期症状

関節リウマチでは、早期発見が重症化を防ぎ、寛解状態へ近づくカギとなります。そのためには、まず関節リウマチの症状について知らなければいけません。

関節リウマチは、その名称から関節にのみ症状が現れると思われがちですが、そうではありません。関節に起こる症状と全身に出る症状があるのです。

まず全身に起こる症状としては、微熱や体重の減少、貧血などがあります。他にはリンパ節の腫れや息切れ、倦怠感が出ることもあります。目が乾いたり口が乾いたりする場合もあります。

関節に出る症状としては、朝、関節の周囲がこわばっているように感じることがあります。また関節炎や腱鞘炎も関節リウマチ症状の場合があります。また関節水腫という病気も関節リウマチの症状の場合があります。関節水腫とは、よく膝に水がたまったというあの病気のことです。

関節リウマチの症状は、どれも他の病気として見逃されやすい傾向にあります。そのため発見が遅れて症状が悪化してしまうのです。おかしいと思ったら自己判断せずに、リウマチ専門医に相談することをおススメします。

関節リウマチの最新治療法

食事療法で関節リウマチを予防しよう

最新の研究では、関節リウマチと喫煙との因果関係が報告されています。関節リウマチを予防するためには、まず禁煙からスタートするのが良いでしょう。

関節リウマチを予防する食事には、魚、オリーブオイル、果物ビタミンC、緑黄色野菜を多く摂取すると良いと言われています。飲酒も少量であれば関節リウマチには良いと言われています。

ただ関節リウマチを発症した後の食事制限に関しては、否定的な意見があるのも事実です。カルシウムなどが不足して骨が弱くなっていたりするため、バランスの良い食事を心がける方が良いのではないでしょうか。

ただの痛みだと思って放っていてはいけない

関節リウマチとは

多くの関節に炎症が起こり、関節が腫れて痛む病気です。進行すると関節の変形や機能障害が起こります。しかし正確な判断がしにくい病気です。

したがって、あてはまることがあれば早めに専門医への受診をお勧めします。発症早期に適切な治療を積極的に開始することが肝心です。

症状には関節と関節以外があります。主に両側の手指(指の付け根や指先から2番目の関節)、手首、足首や足趾の関節が腫れて痛むのが典型的な発症症状です。

触れると熱感があることもあります。肘や膝の関節にも痛みと腫れがみられ、はじめは関節の痛みが一か所か、少数の関節から始まり、次第に左右の同じ部位の関節に起こることが多いのです。

ひどくなると膝、肘、股関節などの大きな関節にも広がり、痛みや変形で日常生活に支障をきたす場合があります。痛みは毎日、長期間続き、朝起きた時に最も動かしにくく感じるため「朝のこわばり」と呼ばれます。

また、全身症状として疲れやすくなり、手足の神経に障害が起き、しびれたり力が入りにくくなったります。食欲がなくなり、体重が減ることもあり、目や口が渇く膠原病のシェーグレン症候群が合併することもあります。

身近なところで痛みがとれる?

まずはできることから

リウマチ患者は20~50歳代の女性に多いといわれます。そこで意識的に気を付けられる生活の注意をみていきましょう。

安静

リウマチは関節だけでなく、全身が消耗する病気です。睡眠を十分とり、昼間も疲れたら昼寝をとることを心がけましょう。また緊張や凝りをほぐしてリラックスするのもよいでしょう。深呼吸やストレッチなど自分の体に合った体を休める方法を探してみてください。

リハビリ

適度な運動やリハビリテーションにより筋力をつけ、関節可動域を維持しましょう。関節は動かさないと固まります。痛いときは関節を休ませ、痛みの出ない範囲で動かすとよいでしょう。

適度な刺激

温かい、冷たい、摩擦を起こすなど適度な刺激は痛みを和らげるのに効果的です。熱い、傷つけるなど過度な刺激は逆効果なので気を付けて下さい。

保温

関節を冷やすと関節痛が強くなることがあります。夏場でも意識的に体が冷えないよう保温するよう心がけましょう。

これまで述べてきたことはほんの一例です。何より痛みがとれる方法として一番簡単にできることは“楽しいこと”をしたり、考えたりすること。

思い悩む症状ではありますが、少しでも気持ちが楽になれば新しい方向性や考えが浮かぶのではないでしょうか。

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