Androidとは?Linuxとの違いと切っても切れない深い関係

Androidの誕生

AndroidはLinuxカーネルがベース

Androidは、元々、携帯電話向けソフトウェアを開発している会社だったそうです。

この会社を、モバイル向け検索のような、携帯電話からのインターネット利用の強化を考えていたGoogle社が、Android社を買収したのです。Android社は、その時、創設22ヶ月だったそうです。

そして、2007年11月に、Google社は無償利用の携帯電話用のプラットフォームとしてのAndroid を発表したのです。

Androidは、Linuxカーネルをベースとした携帯電話用のOSやミドルウェア、アプリケーションをすべて含んだオープンな環境です。

そして、Androidはオープンソースとして公開されています。そのため,誰でも自由に他の機器に移植できるのです。さらに、ソフトウエアの構成や内部を独自に変更することも可能だそうです。

そのため、アプリケーションの開発も自由です。開発者は,AndroidのアプリケーションをJava言語で開発でき、オープンソースの統合開発環境であるEclipseが利用できるということです。

Linuxの誕生

Linuxはカーネルのみ

Linuxが開発されたのは、1991年、フィンランドのヘルシンキ大学の大学院生だったLinus Torvaldsが自分がつくったOSを無償で公開したことから始まったのです。

Unixを参考にして、ゼロから書き起こしてつくったので、今も無料で手に入ります。ただ、一般的なOSと大きく違うのは、Linuxはカーネルしか持っていないという点だったのです。

カーネルは、ハードウエアを管理する部分で、プログラムの起動や終了、プログラム間のデータのやり取りといった部分をコントロールしているそうです。

この、Linuxの登場によって、莫大な開発費用をかけてカーネルを構築する必要がなくなったわけで、アプリケーションの開発速度が急激に速くなったというわけです。

Androidスマートフォンの急成長の理由

Androidの急成長

Androidのメリットは、なんといってもAndroid OSを搭載するスマートフォンを作る上でOSのライセンス料金がかからないことと、Googleサービスとの連携が確立しているところです。

メーカーは端末を制作するコストを安く抑えることができます。また、開発環境も無償で公開されており、一般の開発者が無料でアプリケーション作成ができるところもメリットです。

つまり、端末が作りやすく、アプリケーションも作りやすいことから、多くの企業や開発者が参入しやすいというわけです。

こうした環境を受けて、世界の多くのメーカーがAndroidスマートフォンに参入しました。それらは、幅広い国や消費者のニーズに対応していったということです。

その結果、登場からわずかな期間にも関わらず、AppleのiPhoneを抜き、出荷数では世界のトップシェアを手に入れたのです。

新興国などでは、高価格なハイエンドスマートフォンは広まらず、低価格なローエンドスマートフォンが中心で、そこには、ほとんどがAndroid OSを使っているのです。

LinuxのGPL+Apacheライセンス

自由な開発環境がシェアを拡大

Google社は、カーネル以外のAndroidプラットフォームのほとんどの部分を、Apacheライセンスという制度のもとで無償配布しました。

これは、Linuxカーネルに適用されるGPLに比べると、Apacheライセンスの方が商用化がしやすく、ベンダーやデベロッパたちがソースコードを自由に改変して、再配布できたのです。

さらに、Androidは、Java VMをベースにしています。Google社は独自にカスタムされたDalvik VMという名の仮想マシンを持っています。

デベロッパにとって、アプリケーションのプラットフォームとしてJavaが採用されたことから、Javaの豊富な資産の活用が可能になったわけです。

このことから、Java言語で開発されたすべてのAndroidアプリケーションは、このDalvik上で対等に動くことになったのです。

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