脳血管障害の種類、脳卒中と脳梗塞、くも膜下出血など予防と前兆は

本当に怖い脳血管障害の恐怖

あまり知られていない脳卒中

人間の脳には、細かい血管が網の目のように通っています。この血管のおかげで、脳の隅々にまで酸素がいきわたっているのです。

脳卒中とは、この血管が詰まったり、破れたりして、色々な症状が出る病気です。そのため、脳血管障害とも呼ばれています。

脳卒中は、がん、心臓病に次いで、死因の第三位になっています。かつては一位だったこともあります。それだけ脳卒中になる人が多く、死亡率も高いということです。非常に危険な病気であると言えます。

脳卒中は脳梗塞も含む

脳卒中と脳梗塞について、混同している人は意外と多いのではないでしょうか。脳卒中と脳梗塞は何が違うのでしょう?

脳卒中とは、脳内の血管に障害が起きる病気です。この障害には、大きく分けで2種類があります。血管が詰まる障害と、血管が破れる障害です。

この血管が詰まる障害を、脳梗塞と呼びます。つまり脳梗塞とは、脳卒中の症状の1つなのです。

ちなみに、血管が破れる障害は、部位によって、脳出血とくも膜下出血に分けられます。これらも、よく聞く名前ですが、脳卒中の症状なのです。

脳卒中にならないために

脳卒中の原因を知る

脳卒中の原因として挙げられるのが、動脈硬化です。動脈硬化は、血管の壁が厚くなったり、血管が硬くなったりする症状です。

動脈硬化は、脳卒中だけでなく、狭心症や心筋梗塞の原因にもなります。

動脈硬化は、高血圧症、高脂血症、糖尿病、喫煙、ストレスなどが原因となります。これらを予防することで、脳卒中になる危険性を下げることができるのです。

脳卒中は予防できる病気

脳卒中を予防する

脳卒中は死亡率の高い危険な病気ですが、予防することができる病気でもあります。

脳卒中の原因は、動脈硬化です。ですから、動脈硬化を予防することが、脳卒中の予防にもなるのです。

まずは、自分の血圧を知り、キチンと管理することです。高血圧症であれば、毎日、服薬することで血圧を下げることができます。

高脂血症の予防には、食生活の管理が必要です。塩分を控えめにして、コレステロールの低い食事を心がけましょう。

あとは、適度に運動をしたり、リラックスすることを心がけたりして、ストレス対策をしてください。定期的に脳ドックでチェックすることもおススメです。

脳卒中のサイン

脳卒中には、その兆候があります。それを察知することで、早期発見につながるのです。

まずは頭痛。風邪でもないのに、頭痛がある時は要注意です。冬場は、頭痛が起きると風邪だと思いがちなので注意してください。

めまいや、手足のしびれも要注意です。ろれつが回らなくなったり、物が二重に見えたり、真っすぐに歩けないなどの症状が出たら、速やかに病院を受診してください。

脳卒中になってしまった時

脳卒中の後遺症も大変

脳卒中は、脳に大きなダメージを残します。そのため、命が助かっても深刻な後遺症に悩まされる場合があります。

脳性麻痺は、脳の障害で身体が麻痺する後遺症です。重症の場合は、全身に麻痺が残ります。半身や体の一部に麻痺が残る場合もあります。

言語障害は、言葉が理解できなくなったり、発音できなくなったりする後遺症です。意思疎通ができなくなるため、生活が困難になります。

他にも、認知症に似た認知障害などが後遺症として挙げられます。

脳卒中は、死亡率も高く、重篤な後遺症が多い恐ろしい病です。しかし、予防ができる病気でもあるので、キチンと対策をして欲しいと思います。

要するに脳内出血、脳内で起こる場所が病名の疾患

本当に、それは突然やってくる

芸能人や著名人などでくも膜下出血という疾患を発症されたという話を聞いたことがあります。また、身の回りの方で発症された方が見えて大変だったなど、割と知名度が高いと思えるこの、脳の疾患。

実は、突然襲ってくる上に発症したら一刻も早く治療しなければならないほどの恐ろしい疾患なのです。

くも膜下出血とは何が原因で起こるのか

脳内にできたコブのせい!

まず、くも膜下出血が起こる場所は、脳内というのはご存知かと思います。脳内でもクモ膜下腔と呼ばれる脳脊髄で満たされている脳の表面の空間があります。

そこの血管の破裂から、出血が起きると発症します。その出血が起きる原因は、脳動脈瘤と言われる脳にできたコブからの出血です。

くも膜下出血の患者の約80~90%がこの脳動脈瘤が原因で、発症してしまっていると言われています。

脳動脈瘤の早期発見が一番だと思うのですが、厄介なのが脳動脈瘤からの出血があるまで「ほとんど無症状である」と言われています。

脳動脈瘤が大きくなる際に脳、神経などの働きに影響が出るという事あったり、割と強めの頭痛や頭痛からの吐き気などが持続してもそのまま経過してしまうなど、実際にくも膜下出血に発展するまで気が付かないなどが多いと言われています。

脳動脈瘤を早期発見するには、MRI検査が有効であり、脳ドックで見つけることが可能と言われています。

突然殴られたような痛み!くも膜下出血の具体的な症状

訳も分からない激痛が脳を走る

クモ膜下出血の症状として挙げられるのが「突然の激痛」、「意識障害」、「吐き気や嘔吐」などと言われています。

特に突然の激痛は具体的には「野球のバットで殴られたような痛み」、「金槌や鈍器で殴られたような痛み」などと表現されることが多いそうです。

そして、実際発症した場合、とにかく迅速に適切な治療を行うことが一番とされています。しかし、手術が無事成功したからと言って安心とは言えないのがこの疾患の恐ろしいところでもあります。

発症後、手術による対応が完了、24時間以内に再破裂による出血の危険度が一番増します。24時間以内の再出血は約80%ともいわれています。

その一つの山場を越えると、くも膜下出血発症後の約4~14日の間に「脳血管攣縮」という症状が約3割以上の確率で起きると言われています。

脳血管攣縮は予防薬がありますが、問題なのが未だに発症原因が解明されておらず、決定的な治療方法が見つかっていません。

脳血管攣縮の山場を越えると次に待ち受けるのが水頭症などの恐れです。水頭症は脳の中の脳脊髄液の循環が出血で邪魔をされ、脳内に溜まってしまうのです。

これは治療方法が確立されていて、患者さんの状況に合わせた手術を行います。主に腹腔内又は心臓に導く管を入れる手術などで対応していきます。

こういった理由からくも膜下出血発症後、2週間から3週間は危険な状態が続きます。また、この期間に再出血を起こしてしまう確率は全体で約30%ととも考えられているのです。この場合はまだ、治療が可能な状態の時です。

実はくも膜下出血は、病院に運ばれた際にすでに昏睡状態などで意識レベルが相当低い場合などに陥っていると、手術ができない確率が高く、医師でも処置が行えないのです。

発症してしまってもどうにか元の生活に戻りたい

現実が見せるのは本当に厳しい数字

くも膜下出血は本当に恐ろしい疾患で、一度発症すると常に致死率という言葉が付いて回るようになってしまいます。

しかし、絶対に元の生活に戻れないとは言えず、くも膜下出血を発症された患者さんで、後遺症がなく元の仕事などに戻ることができた、または社会復帰ができている方も見えます。

しかし、その数は残念ながら少なく、復帰ができた方はおよそ30%以下と言われています。
また、後遺症が残ってしまった方は約20%となっています。

くも膜下出血を発症し、初期出血での死亡または昏睡状態などの理由で治療が不可能と診断されるのが併せて約50%、発症後一か月以内での死亡が約50%とされているそうです。

また再出血を起こすと約50%、再々出血を起こすと約80%の高い致死率と言われています。くも膜下出血はどんな人でも起きる可能性はありますがやはり、年を重ねられた方に多く見られるともいわれます。

先述もしましたが、くも膜下出血の原因である、脳動脈瘤を早期発見するにはMRI検査が必要です。また脳ドックは40歳を超えると意識するといいと言われています。

このような恐ろしい疾患を招く前に、事前に自分の体のメンテナンスとして脳ドックや健康診断などを心掛けていきたいですね。

脳梗塞が起こる前に、みられる前兆症状とは?

頭痛吐き気以外にも自覚症状

脳梗塞とは、脳に血栓ができることによって血管が詰まってしまい、酸素が行き渡らなくなることで起こります。
しかも、脳梗塞の自覚症状は出にくいと言われています。しかし、前兆としていくつか見られます。脳梗塞の自覚症状はどんな前兆があるのか。これらの症状がでたら要注意です。

頭痛や吐き気以外の前兆

もし、これがあれば、要注意

・急に手足に動きが悪くなった
・急に方側の手足や顔が痺れる
・急に呂律が回らなくなり話せなくなる
・急に目眩がして体のバランスが悪くなる

これらに症状が脳梗塞の前兆ですので注意が必要です。

脳梗塞の予兆や初期症状というのは、脳血管が血栓によって一時的に詰まることで起こります。完全に詰まった状態ではないため、数分で症状が治まる場合があるのです。

したがって、すぐに症状が治まったとしても、脳血管が詰まりやすくなっているかもしれないのでこの様な症状が出た場合は早期発見、早期治療が大切ですから、直ぐに病院に行く必要があります。

脳梗塞の治療法やリハビリ

症状や後遺症は改善できる

脳梗塞を発症すると20%の方は亡くなり後遺症もなく退院できる方が20%と報告があります。残りの60%と方がなんらかの後遺症がでると言われています。

脳梗塞は全身不随や下半身不随になり手足に障害がのこります。

リハビリの期間

脳梗塞のリハビリはどれだけ早期にはじめるかが大切

リハビリ開始は、発症後48時間以内にが望ましいと言われています。病院でのリハビリは急性期、回復期リハビリ と呼ばれる期間に分け行わています。

主な目的は、廃用症候群という寝たきり状態が続くことによる運動機能悪化を防ぎ、 「麻痺していない身体を用いて日常生活を送る」ことでの歩行訓練や日常動作訓練を行います。

また、回復期のリハビリはよ実践的なリハビリを行い発症から半年後も継続したリハビリが必要になります。

リハビリを続ける事で動かなくなった体を動かない右半身を引きずりながら動くだけの強靭な左半身の力、バランス、コツをつかむことができます。

脳梗塞の前兆はなかなかでない場合があります。もし、脳梗塞になりリハビリを行う場合は早期に行うことが大切です。

何か普段と症状が違うな!体の動きが変化と感じた場合は速やかに病院で診察しましょう。早期発見早期治療が大切です。

隠れているのにどうしたらわかる?

そもそも予防って何をしたらいいのか?

みなさん、隠れ脳梗塞ってなんのことがご存知ですか。

正式な呼び名を無症候性脳梗塞と言います。

その隠れ脳梗塞の危険性についてと、どんな予防があるのか、食事、運動、生活はどんなことに気を付けたらいいのか、気になることばかりですね。を説明していきたいと思います!

隠れ脳梗塞って何?

脳梗塞の前兆と症状がない!

本格的な脳梗塞であれば、片側の手足がマヒがおきたり、ろれつが回らなくなるなどの症状が伴うことがあります。

しかし、無症候性脳梗塞は、そういった症状がないんです・・・

そこで、症状がないことから「無症候性脳梗塞」と言われています。

ではどんな危険性があるのかというと、将来的に脳卒中になる危険性が高くなることが分かってます!

ただ、無症候性脳梗塞は比較的に最近見つかるようになったため、まだ医学的な所見でどんな危険性があるのか詳しく分かっていません。

加齢とともに発見さるのが増えていることから、無症候性脳梗塞を単なる老化現象とする意見もあるんです。

どんな予防法があるのか?

日常生活を見直すことが大事!

隠れ脳梗塞も脳梗塞も日常生活が原因で発症するといわれています。

その予防の中で一番大事なのが食事療法といわれているんです。

ではどんな食事をとればいいのでしょうか、説明していきます!

日頃から揚げ物や味の濃いい物を食べていると、血圧が高くなり高血圧や血液がドロドロになります。
脳梗塞の原因ですね(;^ω^)

なので、日頃からの食事では、いつもより味を薄くしたり、揚げ物などを控えめにしていくことが大事です。

血圧をあげない、血液をサラサラにすることを大事にします!

一番大事なのは食事療法ですが、食事だけでは防ぐことはできません。適切な運動も大事です!

一時間でも30分でもいいのでウォーキングやジョギングなどしてみるのがいいかもしれません。

それが無理なようなら、いつもより少しだけ早く起きラジオ体操などもいいです^^

食事と運動を気を付けたら、たばこやお酒なども一緒に気を付けたいですね!

最後に

日頃から規則正しい生活を心がける

・隠れ脳梗塞は症状がでない
・日常生活が原因で発症
・規則正しい生活が大事

隠れ脳梗塞が見つかっている人は年々増えてきています。

みなさんも日頃の生活をもう一度見直すことがいいのかもしれません!

すぐには全部を変えることは難しいと思いますので、少しずつ変えていきたいものです。

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