日本初のゴルフ場のこと、アルバトロスがホールインワンより難しいこと

みんなに自慢できるゴルフ豆知識

ゴルフをするなら一度は行ってみたい!

まず、歴史をひも解くうえでの重要人物はアーサー・ヘスケス・グルーム(Arthur Hesketh Groom)です。

彼は21歳の時にグラバー商会の神戸支店開設のため日本・神戸にやってきました。その後日本人女性と結婚し、日本人以上に日本をこよなく愛しました。

中でも神戸・六甲山の当時は手付かずだった自然、眺望に魅了され、「101」と呼ばれる六甲山に最初に建った山荘を建てました。

グルームは次々に友人たちを呼び寄せ、「六甲の開祖」と称されるようになり、のちに日本で最初のゴルフ場をつくることとなります。

六甲山にゴルフ場

神戸ゴルフ倶楽部を創設

1896(明治29)年、ゴルフ好きの友人からの情報がきっかけで六甲山にゴルフ場をつくることになり、2年後には土地の開拓に着手します。

3年かけて1901(明治34)年に最初の4ホールがプライベートコースとして誕生しました。はじめは仲間うちだけでしたが、徐々に来場者が増えました。

、1903(明治36)年、最終的に9ホールの完成により「神戸ゴルフ倶楽部」を創設しました。これが日本で最初のゴルフコースです。1904年には18ホール完成となり、1929年現在のレイアウトに確立されました。

ゴルフ場の特徴

家族的な雰囲気のある倶楽部

クラシカルな木造クラブハウスとコース。あくまでも農薬を使用しない草地管理、六甲山の自然を守り季節ごとに咲く美しい花や植物を見ることができます。

ラウンド後の19番ホールはプレイ後の団欒を楽しんだり、ゲストの宿泊施設として食事、部屋が用意されたりもします。

ゴルフ場の特徴としては、キャディーの負担を考慮しクラブを10本(パターを含む)までと制限、女性プレイヤーのプレイ日を制限しています。

各ホールに名付けられた愛称(例えば6番ホールは全コースの中心に位置するので“Rokkosan”、17番ホールは最短のホールなので“Shorty”、最後の18番ホールはゲール語です。

『これで終わる、一杯やって帰ろう』の意味などユーモアがあり、全ホール愛があり意味のあるコースとなっています。

ゴルフ愛

日本最古のゴルフ場として

最後に「神戸ゴルフ倶楽部」にはこんな理念が掲げられています。

“心からゴルフを愛する人が集まって創った倶楽部”
“倶楽部が好きなんだと言う人が集まった倶楽部”

全くゴルフ経験がなかったグルームが友人とともに、六甲山の広大な自然を生かしたゴルフ場をつくり上げた、ただプレーするための場所ではありませんでした。

人との関わりや楽しむ気持ちを大切にしている歴史ある場所は、今もなお、現存する最古のゴルフ場として多くの人々に愛され親しまれています。

アルバトロスとは

技術とパワーと運

Albatrossとは、ゴルフでそのホールを基準打数のパーより3打少ない打数で終了することをいいます。

英語圏ではアルバトロスというよりダブル・イーグル(Double Eagle)ということの方が一般的みたいです。

言葉の元の意味は外洋性の海鳥アホウドリからきているそうです。

アホウドリが羽を広げた長さは最大3.5mにもなり、鳥類では最長ということからでしょう。

パーより1打少ないとバーディー(birdie)で小鳥の意味となり、パーより2打少ないとバーディーより強いという意味のイーグル(eagle)でワシ、どれも鳥に関連した語が用いられていますね。

これに関しては最後にも記述します。

パー5の2打目、またはごくまれにパー4の1打目を入れると成立するのがアルバトロスで、パー4の場合はホールインワンということになります。

これは、ホールインワンより数百倍出すのが難しいといわれています。100万回~200万回に1回の確率です。

そういわれてもたいていの人々はピンときません。米国では4万回ほどのパ-3のホールインワンが出る中でアルバトロスが200回、それでも200回は出ているというデータがすごいと言えます。

これでいくとアルバトロスはパー3のホールインワンより200倍難しいという計算になります。

これがプロの世界でというから、一般アマチュア・ゴルファーの場合はさらに奇跡と言えるでしょう。

アマチュアでは無理かも

飛び抜けたパワーが必要

アマチュアでは確率は600万回に1回くらいになるといわれており、パー5でまず2オンできないと話にならないということです。

パー4のミドルホールでは少なくても250ヤード以上はあるので、つまり、それを超えるだけのものすごい飛距離が必要で、それはプロやトップ・アマといった人たちがなせる技といえます。

米ツアープロの場合、競技中にでるアルバトロスはツアー全体、多い年で年に5~6回、平均2~3回出るようで、ホールインワンの10~15倍と確率が高くなります。

この超人技を生で見ることはもちろん、一般ゴルファーが達成することができたとすれば、一生涯自慢できる記録になるのではないでしょうか。

アルバトロスよりも難しい

さらにすごい技とは

アルバトロスよりさらに難しいパー5のホールインワンはコンドル(Condor)または、ダブルアルバトロス(Double Albatross)やトリプル・イーグル(Triple Eagle)と呼ばれます。

コンドルはほとんどと言っていいほど出ません。それでも歴史をさかのぼってみると、出ていました。

中でも1964年にノーマン・マンレー(Norman Manley)が、米国 カリフォルニア州のDel Valle Country Clubで330ヤードの7番ホールでまずパー4のホールインワンを出しました。

そしてなんとその後、続く8番ホール290ヤードでもパー4のホールインワンを出しという記録があります。

アルバトロスが100万回に1回の確率としたら、2ホール連続のアルバトロスは1兆回に1回というものすごい超人技となります。

ゴルフの歴史

すごい名誉なこと

とにかく“アルバトロス”は栄誉ある称号なのです

1903年、それまで誰も破れなかったロングホールの標準打数(パー)を、米国のアマチュア選手が破り、打ったボールになぞらえてゴルフに「鳥」が現れだしました。

アルバトロスの名付け親はシリル・トレイというイギリス人だそうです。

自身が出た1921年の英米アマチュア国際対抗試合でアメリカ人のボビー・ジョンズが前代未聞のスコア、後のアルバトロスを出!したことに由来するということです。

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