体外受精の意味と方法、母体の痛みの状態、不妊治療の費用と補助金 | 楽しいことが一番大切

体外受精の意味と方法、母体の痛みの状態、不妊治療の費用と補助金

妊活の最終手段、体外受精がどれだけ大変なことか知らない人が多い

結果だけを見て、簡単だと思ってはいけない、体外受精

妊活と言う言葉が一般的になり、体外受精で子供を授かる人も増えてきました。有名人も体外受精で子供を授かったというニュースが聞かれるようになりました。

体外受精とは、手術によって排卵前に取り出した卵子と精子を、体外で受精させる方法です。受精後、順調に成長した良好胚を子宮内に移植し、その後は、女性の体内で赤ちゃんは成長を続けます。

よく代理母出産と混同されますが、全くの別物です。代理母出産は、その名の通り、別の人に赤ちゃんを差し出すために妊娠、出産をすることを指します。

体外受精をする際にツラいことは?

体外受精の痛みについて

体外受精をする場合、痛みを心配する人も多いようです。ネットなどで調べても、ツラいという声は多々、あがっています。

採卵手術の際は、病院にもよりますが、一般的には麻酔を使用して行います。ですから、手術の際に痛みを感じるというのは少ないようです。

それよりも、初期段階の検査で行われる卵管造影検査が痛みを伴うようです。これは、卵管に詰まりがないかなどを調べる検査ですが、子宮口から造影剤を注入して検査を行うため、造影剤が通る時に痛みを伴うようです。

他には、採血など、注射をする機会も増えますので、その痛みもあると思います。

身体の痛みもそうですが、心の痛みも見逃せません。医師との相性が良くないと、心ない一言に傷つくことも多くあります。

妊活中は、気分も沈みがちになりやすいので、相性の良い、心を開ける医師を、しっかりと時間をかけて探すと良いでしょう。医師だけでなく、看護師さんも、しっかりとチェックしておいた方が良いでしょう。

体外受精でも失敗はある。

100%ではない成功率

体外受精の成功率は、母体の健康状態や年齢に大きく影響します。母体が健康の場合、20代であれば40%以上の確率で妊娠できるようです。これが40代になると数%まで低下します。

ですから、体外受精をする場合は、早めに決断することが大切なんです。また体外受精の回数も影響します。

初回が妊娠する確率が一番高く、回数を重ねるごとに低下していきます。成功率に関しては、男性の年齢は、あまり関係がないようです。

体外受精にかかるお金の話

体外受精の費用

妊活において、まず検討されるのが人工授精だと思います。これは、保険適用外ですが数万円程度となっています。

しかし、体外受精になると一気に値段が上がり、総額で200万円近くにまでなってしまいます。初回で妊娠すれば良いのですが、長期化すれば、家計を圧迫していきます。泣く泣く、治療を諦める人も少なくないでしょう。

体外受精には、自治体から助成金が出ます。東京都では、初回なら30万円。以降は、最大20万円まで助成してくれ、さらに区の助成金も併せて申請できます。まずは、地元の自治体で聞いてみると良いでしょう。