透析技術認定士の資格更新の手続き、新規受験の勉強方法、合格率は?

広がる需要「透析技術認定士」

「透析技術認定士」を知る

透析技術認定士は、臨床工学技士の中でも最も多い血液透析に関しての専門知識を持っている医療のスペシャリストです。

腎臓機能が低下し本来の機能を果たせなくなり、腎不全を起こしている方に対して、人工的にその機能を補う血液透析に関わる業務に携わるのが透析技術認定士です。

維持透析及び血液浄化療法に関する知識がより深まり、客観的な知識の証明にもなります。病院やクリニックの透析室や透析センターなどに勤務することが多いようです。

透析のスペシャリストとして透析患者の水分管理や体重などに関して、適切な指導を行うことも大切な役割の一つです。人工透析患者は年々増加傾向にあります。

そのため、専門病院やクリニックなども増加しており、透析技術認定士の資格を取得していると優遇されることもあるため、必要不可欠な人材として将来性が期待できます。

また、この資格は看護師や准看護士の有資格者も定められた経験年数をクリアすると受験できますので、将来のスキルアップにも役立ち、より高度な医療を提供することも可能となります。

日本では血液透析を受けている患者は透析患者全体の95%といわれ、今後も活躍が期待され、その役割は大きなものとなります。

病院やクリニックだけでなく、医療機器会社やメーカーなどでも資格を生かせるでしょう。製薬会社や知見などを行っている医療機関、大学の研究機関など、医療関係の職場であれば幅広い分野でスキルを生かして働くことができます。

合格率はどれくらい?

昔は50%しか受からなかったが今は・・・

70%程度とされています。試験を受けるには最低2年間の実務経験が必須です。つまり受験者全員が十分な経験を積んだ本職ばかりです。30%の不合格者がいるのはそれなりの難易度ということにあります。

合格率は例年高めですが、国家資格と実務経験が前提になっているので、受験条件を満たすまでが時間のかかる資格とも言えます。

昔は合格率が50%を切る高難易度でしたが、70%まで上昇した理由に受験対策用のテキスト、問題集が発売されるようになったことがいえます。

現場で起こるようなことが出題されるだけでなく、透析の歴史や倫理的な事柄についても出題される傾向にあります。

実務の中での勉強は効率的に!

受験勉強に向けて

透析技術認定士の認定試験を受験するには、認定講習の受講が必須となります。講習会を受講して透析に関する様々な事柄を勉強していくことになります。

この講習会の講義内容を理解できるように、講習会の1~2か月前に公式テキスト「透析技術認定士ハンドブック」が自宅に送られてきます。

講習会テキストでは難しい計算式や証明などがたくさん出てきますが、試験ではそういう問題はあまり出ないようです。

出題が工学系と医療系の専門的要素が多いため、受験対策は講習会での勉強に力を入れなければなりません。

特に認定講習内容のうち、血液浄化療法の歴史、クリアランス、限外濾過率の計算、ダイアライザの性質、水処理システム、疾患と治療法、透析液・補充液、抗凝固、バスキュラーアクセス、腎不全・透析の合併症、腎移植、透析に関する医療費などを集中的に勉強しておきましょう。

そのほか、過去問題を考察編集している教材を解くのも効果的勉強法です。

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