出っ歯を自力で治す方法は割り箸だけど、医者ではマウスピースで矯正

コンプレックスになっている出っ歯の矯正

本気で直そうと思ったら、時間とお金、半端じゃない

出っ歯と聞いて皆さんはどう感じますか?

その人の特徴として前向きにとらえる人、悪口として発してしまう人、それぞれあると思います。

目立つので、人目を引き、芸能人の中にはそれを売りにする人もいる反面、一般には容貌を損なうとして矯正治療の対象となる場合が多いように思います。

そこで、矯正の方法の中でも今回は、自力で矯正をする方法を探ってみます!

自力で矯正できるの?

普段の癖を見直そう!

出っ歯(反っ歯…そっぱとも言う)とは、「上顎の前歯の先端部分、あるいは上顎の前歯全体が突出している状態」を言います。

これを歯医者で治療しようとすると、平均で60~100万円とも言われています。

とても高額ですが、コンプレックスに思う人も多いので、需要は多くあるようです。そんな時誰もがきっと一度は「自分で治せないかな」と考えますよね。

実は歯並びに悪影響があるといわれている「くせ」がいくつかあります。例えば、口呼吸は口が開いたままになり、舌や唇や歯のバランスが崩れてしまいます。

バランスが崩れたまま舌が歯を押し続ける状態は、歯並びだけでなく顔や体にも歪みを生じさせる可能性があるので、出来るだけ鼻呼吸をするようにしましょう。

また、姿勢も影響があるようです。足を組んだり、同じ側でばかり鞄を持ったりすると、体がゆがみます。頬杖もやめた方が良いでしょう。

あと、下唇を咬む癖のある人はいませんか?唇を咬むことによって、下から上の前歯や上顎前歯が外側に傾斜して上下の前歯の咬み合わせに隙間が生じ、上の歯が出てしまったりするようです。

小さな子どもさんがよく指しゃぶりをしていますが、あれもあまり長く続けているとよくないと言われていますね。

ここまでは治療というより、これ以上悪くならないためのケアです。次に、具体的に皆さんが試されているという方法を見ていきます。

自分で治す方法

いろいろなトレーニング

道具も何も使わず原始的な方法ですが、「前歯を手で押す」というものがあります。人によっては、物を使う方もいらっしゃるようですが、とても危ないです。

気になるからと、治療とも考えずに触ってしまっている方もいるとは思います。

また、ガムを噛んでトレーニングする方法があります。左右の奥歯で1粒ずつガムを同時に噛むようにします。

30分~1時間を目安にするといいようで、数カ月くらい続けると、咬み合わせのズレが修正され歪みが治るだけでなく、小顔効果もあるのだそう。

そしてよく聞くのが、割り箸を使ったトレーニングです。割り箸の中央に印をつけ、鏡を見ながら横にした割り箸を咬みます。

前歯の真ん中と割り箸の中央がぴったり合うように歯を咬み合わせ、犬歯のあたりで再び割り箸を咬みなおす。

無意識に出来るようになるまで毎日3分くらい続けます。色々ある中で自分に合ったトレーニング法を見つけるといいでしょう。

自己流は自己責任で

このようなトレーニングはどれも即効性があるわけではないのと同時に、これらのトレーニングがある程度効果のみられる場合と、自力では矯正が出来ないものがあるという事実も軽視できません。

本来は専門医のもとで、弱い力でじわーっと長時間かけて動かすもの。無理に強い力をかけてしまうと、歯の根っこが変形したり、吸収して短くなってしまうこともあります。

また、感染症や歯周病をおこしたり、最悪歯を失ってしまう人もいることは無視できません。

そのあたりのリスクがあることも十分理解したうえで、自分にあった方法を選ぶようにしましょう!

出っ歯とはどういう状態を言うのか

口呼吸が口腔内の状態を悪くする

出っ歯を上顎前突と言います。噛み合わせとしては上顎の前歯が前に出ている状態です。

出っ歯の状態になっていると、自分で意識して唇を閉じようとしなければ、そのままでは口が閉じません。そのために、口が開いたままになり、表情もぼーっとした感じになりがちなんですね。

また、上くちびるで前歯を隠そうとしたり、無理に口を閉じようとしたりすると、唇の周りの筋肉が緊張して、あごの部分にしわができたり、表情がちょっと不機嫌に見えたりするのです。

また、出っ歯によって唇が閉じにくい状態では口呼吸になりやすいんですね。すると、口腔内が乾燥してしまい、歯周病が悪化すると言われています。

さらに、サ行が発音しにくくなったりします。また、前歯の部分が噛み合わせが悪いので咀嚼効率が低くなります。

出っ歯の原因はどういうものか

歯が生えてくる時期に問題が起こる

出っ歯の原因には、先天的なものと後天的なものがあるそうです。このうち、先天的な出っ歯の割合は意外と少ないと言われています。

後天的な日常的なクセ

実は、出っ歯の多くは、日常的なクセが原因だそうです。遺伝による先天的な出っ歯は、全体のおよそ30パーセント程度と意外と低いのです。

残りの70パーセントは、本人も知らないうちにしているクセが影響しているのですね。
赤ちゃんの頃のクセ
後天的に出っ歯になるのは、乳幼児期のクセが大きな原因だと言われています。一番代表的なクセは「指しゃぶり」なんです。

この幼い子どものクセが出っ歯の原因になるということはほとんど知られていません。子供がなかなか指しゃぶりをやめないとき、出っ歯になるリスクが高まるのです。

大きくなってからのクセ

子どもが大きくなってからも要注意です。出っ歯の原因となるクセに、指しゃぶりの代わりに爪を噛んでしまうことがあるのですね。

また、知らないうちに、舌で前歯をいじるクセや、前歯で舌や唇を噛んてしまうという動作が原因になる場合もあります。

前歯が絡むクセが出っ歯に

このような前歯を使ったクセというものが問題です。このクセをを持っている子どもは、歯並びが乱れてしまって出っ歯になる可能性が高くなると言われています。

長い時間かけて歯並びが出来上がるので、子供の時に出っ歯になると、大人になってから直すのは大変です。

前歯をいじる悪いクセが、知らないうちに悪い状態へとつながっていくのです。

遺伝が原因の出っ歯

遺伝が原因の場合、あごの骨に問題があることが多いそうです。

上あごと下あごのバランスが悪いのですね。上あごが大きすぎたり、下あごが小さすぎたりすることがあって、前歯が前に出てくるように見えるのです。

遺伝的な出っ歯の場合、日常生活に支障をきたすことがあまりないそうです。ただ、美容的に辛いと感じることも多いのです。

このような遺伝が原因の出っ歯は、生まれつきのものなので、生活習慣で予防したり、改善することは難しいのです。

場合によっては遺伝による出っ歯は外科治療が必要な場合もあります。上あごと下あごのバランスが大きく違う場合、あごの骨そのものを削ります。

このように、遺伝による出っ歯は、骨格そのものが原因で起こっているので、アプローチそのものが違うのです。

出っ歯の逆の受け口とは

しゃくれアゴ、反対咬合

受け口のことを下顎前突と言います。これは下あごが上あごより前に出すぎた状態です。一般的には受け口と呼ばれますし、しゃくれあごなどと呼ばれることもあります。

遺伝的な要因

下のあごが大きかったり、または上のあごが小さかったりと、骨格の遺伝が受け口の原因になっている場合です。全体としては少数だと言われています。

前歯歯軸が原因

上あごの前歯が内側に傾斜してしまい、下あごの前歯が外側に傾斜してきます。これによって骨格のバランスには問題がないのに、歯の生えてくる向きがずれてしまい、反対咬合になってしまうことがあります。

子供の時のクセが原因

子どもが無意識のうちに下の顎を前に突き出すクセを持っているとそれが反対咬合につながるのです。

また、口呼吸によって舌の位置が不安定になってしまい、下の前歯の裏側を前に押してしまい、これが原因で徐々に受け口になっていく場合もあるといわれています。

下顎前突を放置した場合

成長と共に受け口が顕著になる

受け口は成長に合わせてより顕著になっていくと言われています。

それは、下あごの骨は、思春期のころに急激に大きくなるという特徴を持っているからです。この時期までに反対咬合を改善しなければ外科的な矯正が必要になると言われています。

咀嚼機能の低下

咬み合わせが悪くなったために、咀嚼に無理な力がかかってしまうのです。その結果、あごに負担が生じてしまいます。

発音障害

受け口の場合は特にサ行の発音に影響が出やすくなります。また、舌っ足らずなしゃべり方になってしまうこともよくあります。

これが英語の発音にも影響が出ることも考えられます。

出っ歯について、もう一度振り返ってみよう

出っ歯の原因のまとめ

出っ歯の原因は、先天的なものと後天的なものに分けられます。先天的なものとは遺伝が原因のものです。

遺伝が原因の出っ歯は徐々に減少傾向にあります。また全体的な割合もごく少数となっています。

後天的な出っ歯とは、日常生活におけるクセが原因となっている出っ歯です。約70%が後天的な出っ歯であると言われています。

赤ちゃんの頃、指しゃぶりをすることがあります。そのクセがなかなか抜けない子どもは出っ歯になる可能性を秘めています。同様に爪を噛むクセを持っている人も要注意です。

先天的な出っ歯は治療でしか治すことができません。しかし、後天的な出っ歯はまずクセの矯正を行う必要があります。

出っ歯の印象について

出っ歯のイメージ

出っ歯の人は、就活などに合わせて矯正を行うことが多いようです。やはり、人に与える印象を気にしてのことなのでしょう。

しかし、テレビに出ているタレントさんでも、出っ歯を個性として人気を得ている人がいます。男性なら明石家さんまさん、女性なら久本雅美さんです。またマンガのキャラクターならおそ松くんのイヤミなどが有名です。

こうした人たちの影響もあって、少しずつ出っ歯に対するネガティブな印象は減ってきているようです。

出っ歯と美容の関係

出っ歯のデメリット

出っ歯の人のデメリットは色々とあります。特に女性の場合には美容的観点からの悪影響が気になる所ではないでしょうか。

出っ歯の人は、ほうれい線ができやすいと言われています。口元が突出しているから、鼻の下が長くなるから、口呼吸が筋力を低下させるから、アゴの変形が影響するなど、様々な原因があります。ほうれい線を気にする人は、早めに出っ歯を矯正した方が良いでしょう。

また出っ歯による噛み合わせの悪さで食べ物をうまくかみ砕くことができず、内臓に負担をかけてしまう場合もあります。これは肥満の原因にもなりますので注意が必要です。

出っ歯の治療法

出っ歯を治すために

出っ歯は治療を受ければ治すことができます。しかし、一部の重篤な症状以外は保険の適用を受けることができません。そのため、矯正治療は非常に高額となっているのです。

そのせいもあって、ネット上には様々な自己流治療法が存在しています。今回は割り箸を使った方法を紹介します。

割り箸の中央に印をつけ鏡を見ながら横にした割り箸をかみます。
前歯の真ん中と割り箸の中央がぴったり合うように歯をかみ合わせ犬歯の辺りで再び割り箸をかみ直します。
これを無意識にできるようになるまで毎日繰り返してこのトレーニングを行います。
最初は3分程度から始め、慣れてきたら徐々に時間を長くしていきます。

この方法は、あくまでも自己流ですから、自己責任で行ってください。

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