うぐいすあん、ウグイスの名の由来と青えんどう豆から簡単に作る方法

うぐいすあんとは

見た目も美味しい

あんは漢字で書けば、「餡」ですね。それはいいのですが、ウグイスという鳥の色は茶色ですね。なぜ、緑色がウグイスあんになったのでしょう。

とりあえず、ウグイスあんは、青エンドウ豆で作るので、きれいな緑色になります。

青エンドウ豆を茹でたものをつぶして、砂糖または蜜で甘い味を付けた緑色のこしあんのことです。

地方によっては粒あんにして田舎饅頭にしたり、こしあんにして村雨(大阪府泉州地域の銘菓)を作ったりします。

うぐいす豆とは青エンドウ豆を甘く味付けしたもので、早い時期に摘んだものを「さやえんどう」、完熟前に摘んだものを「グリンピース」、さらに完熟後に乾燥させたものを「青エンドウ豆」と呼びます。

和菓子やあんぱんの材料になります。エンドウ豆の生産が国内で盛んになったのは明治の後半からで、うぐいす豆の登場が明治半ばからです。

昭和4年、澤田屋で“くろ玉”といううぐいす餡を使ったお菓子が発売されヒットし、今もなお愛される伝統の逸品です。

その後昭和5年に木村屋が鶯あんぱんを発売します。ちなみに色が似ている餡として“ずんだ餡”がありますが、これは枝豆の餡でうぐいす餡とは豆が違います。

うぐいすあんの由来

メジロと間違えた?

どうやら鳥の「ウグイス」が関係しているようです。ウグイスとメジロはともに春を告げる鳥として親しまれていたこともあり、色も似ていることから古くより混同されがちでした。

JIS慣用色名に定められているウグイス色というのは茶と黒の混ざったような緑色のことを指し、実際ウグイスの体の色は茶褐色です。

私たちがイメージしているウグイス色はどちらかというとメジロのような鮮やかな緑色ではなかったでしょうか。

江戸時代に「鶯」と呼ばれた茶色は、明治になって緑色を帯びた「鶯色」が登場することによってそれと区別するために「鶯茶」と呼ばれているのです。

うぐいすあんの作り方

簡単に作れる

重曹を使って簡単に作れます。

材料

・青エンドウ豆100g
・上白糖80g
・水適量
・重曹0.7g

作り方

⑴ボウルに青エンドウ豆と水を入れ、半日~1日置きます。十分に豆に水を吸わせると豆がぷっくりと膨れ、しわのない状態になります。

⑵豆を洗い鍋に豆と水を入れ火にかけます。沸騰したらザルに豆をあげゆで汁をいったん捨てます。そして再び鍋に豆と水を入れ火にかけます。沸騰後、重曹を加えて火を弱め、豆が柔らかくなるまで茹でます。

⑶フードプロセッサーに豆を入れ、ペースト状にします(約10~15秒)。粗目のザルを使い裏ごしします。細かい編み目だと滑らかすぎに仕上がるので、やや粗目のザルを使って裏ごししてください。

⑷鍋に裏ごしした餡と上白糖を入れ、中火にかけます。途中ヘラで混ぜ、練りながらぽってりとするまで水分を飛ばします(約10~15分)。ぽってりとしたら餡をバットにあけ、出来上がりです。

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