整体と整骨院、接骨院、ほねつぎの違い、施術方法、開業に必要な資格

整体と整骨院は明らかに違う

ある程度違いを知っておかないとダメ

どっちも同じじゃないの?と思っているあなた、よく言ったり聞いたりするけれど違いが言えないあなたは知らないも同然です。

それぞれの違いを理解していざというときにどちらへ行くのが良いか、知識として知っておくときっと役に立つ情報をお届けします。

整体とは

体を支える骨盤や背骨を正しい位置に整え、ズレている骨を矯正することによって凝り固まった筋肉をほぐし、体全体のバランスを整えるものです。

整体は、およそ2,000年前に誕生した中国の椎拿=すいなという技法が、起源と言われているようです。

推拿は今でも中国では施されているそうで、骨格や筋肉のバランスを調整する手技療法のひとつと言われています。

そこに、明治7年にアンドリュー・テイラー・スティル氏によって考案されたオステオパシーという治療法や、欧米で生まれたカイロプラクティックという技法がミックスされて、アレンジされたのが整体です。

肩こりや腰の痛みなどは、骨格の歪みやズレが根本的な原因だと考え、体全体のバランスを整えることで、自然治癒力を高め、痛みや違和感を改善します。

脊椎や骨盤、肩甲骨、四肢、顎などの関節の歪みやズレを、手技を用いてもとの位置に戻します。これによって体の不具合を改善するのです。

骨格が正常になることで、体幹から四肢へ脈絡の流れを改善できます。その結果、全身の血液やリンパの流れが良くなって、痛みや違和感が改善されるというわけです。

整体は全額自己負担

整体師には、国家資格はありません。あくまでも民間資格で、養成学校や通信教育を修了することによって、認定資格を取得します。

要するに、誰でも整体師になれるとも言えるわけです。さらに整体は、カイロプラクティックなどと同じく、民間療法です。

そのため、どんな事情であっても、健康保険は適用されないので、施術は全額自己負担になるんですね。

整骨院とは

接骨院、ほねつぎとも呼ばれます。呼び名は違っても同じものと考えていいでしょう。

ここは医療の役割を持っていて、打撲や脱臼など、専門の知識と手技で治療することになります。

整骨は柔道整復師という国家資格が必要です。資格を持った人が施術するので、骨折や脱臼、捻挫、打撲などの怪我に対する徒手療法を施すことが可能です。

ここでの治療は、幾らかの制限はあるものの健康保険が適用されます。

他の種類

鍼灸院とカイロプラクティックは、整体と同じ自費診療です。これはどちらも民間資格です。

国家資格が必要なものとしては、按摩マッサージ指圧師、鍼師、灸師、柔道整復師があります。

民間資格としては、整体師、カイロプラクター、リフレクソロジスト、セラピスト、などがあります。

さまざまな療法と施術する人

按摩マッサージ指圧師

按摩マッサージ指圧で一つです。3年間で取れる国家資格です。「按摩」と「マッサージ」と「指圧」の技術を学びます。

鍼師

3年で取れる国家資格です。鍼と一言で言ってもいろいろな考え方があり、その方法論は複雑出そうです。

灸師

これも3年間かけて資格を取ります。灸師がすえるお灸の多くはとても小さいもので、やけどをさせるようなことはほとんどありません。

柔道整復師

いわゆる接骨院、ほねつぎ、整骨院と言った場所で施術をします。柔道のケガを整復することが起源になっていると言われています。

急性の外傷が対象で、保険が利用できます。国家資格です。

整体師

整体師と整骨院は「整」の字があるので、関係があるように見えますが、無関係です。

日本のカイロプラクターが「整体師」を名乗っていたりします。

便利な言葉なので、国家資格がない施術者のことを整体師、とひとくくりで呼ぶこともあります。国家資格ではありません。

カイロプラクター

アメリカ発祥の技術で脊椎に対して調整を行います。アメリカではドクターと同等だそうですが、日本では国家資格ではありません。

リフレクソロジスト

足裏にあるとされる反射区を利用した技術だそうです。オイルなどを使って刺激します。こちらも認定資格です。

セラピスト

セラピストといっても何か特定の手技があるわけではなく、多くはボディケアやもみほぐし、というような技術を使っています。

このようにいろいろな呼び名がありますが、何がいいか悪いかは判断できません。最終的には自分に合う施術を選んでもらうことになるようです。

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