マグネシウムの役割と不足したときの症状とその原因、対策とは?

マグネシウムの役割

体の必要な必須ミネラルの1つ

マグネシウムは体の骨や歯を形成するために必要なミネラルです。成人の体には20~28g程度含まれているそうです。カルシウムやリンとともに骨をつくっています。

カルシウムと同じように、マグネシウムも多くは骨に含まれています。血液中のマグネシウムが不足すると、骨から出てきて、不足分を補います。

マグネシウムは神経の興奮を抑えたり、エネルギーをつくるのを助けたり、血圧の維持などの働きがあります。

マグネシウムの生理機能として、酵素作用を助けたり、体温調節や筋肉収縮作用、ホルモン分泌促進があります。

また、神経調節として、過剰な神経の興奮を抑えます。さらに、心機能にとっても重要なはたらきを持っているそうです。

マグネシウムが不足したときの症状

マグネシウムが不足するとどうなるか

マグネシウムが不足すると、不整脈が生じやすくなるといわれています。慢性的に不足すると虚血性心疾患や動脈硬化症のリスクが高まってくるそうです。

そして、吐き気や精神障害の症状が現れ、テタニーとよばれる筋肉の痙攣を起こしやすくなるそうです。

さらに、近年の研究によって、長期的なマグネシウムの不足によって、骨粗鬆症や心疾患、糖尿病、高血圧といった生活習慣病のリスクを高めることがいわれています。

マグネシウムを過剰摂取すると

マグネシウムをとりすぎても、過剰分は尿中に排泄さます。通常の食事では過剰症になることはまず、ないということです。

ところが、腎機能が低下すると、マグネシウムの排出が十分行われず、高マグネシウム血症になり、血圧低下、吐き気、心電図異常などがおこります。

マグネシウムの必要量は?

普通は食物で取れる推奨量

マグネシウムの推奨量は次の通りです。

・成人男性・・・・・320-370mg
・成人女性・・・・・270-310mg

マグネシウムには許容上限摂取量は設けられていないそうです。妊婦においては、プラス40mgが付加された推奨量です。

マグネシウム不足への対策

食事の工夫で十分できる

マグネシウムは、精製されていない穀類、野菜などの植物性食品に豊富に含まれています。それは、葉緑素のクロロフィルを構成する元素なので、野菜類多いのです。

そのほかにアーモンドをはじめとする種実類、魚介類、藻類、などにも多く含まれているそうです。

日本人は歴史的にも、未精白の穀物や植物性食品を摂取しました。現在も穀物から最も高い割合でマグネシウムを摂取しているそうです。

国民健康・栄養調査結果によると、現在の日本人は、摂取量が少なくなってきているそうです。そのため、主食や野菜をきちんととることが重要だと言われています。

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