便秘症の基準、理由を知って下剤に頼らない、改善のための3つのルール

便秘についての基礎知識ありますか

知っているようで知らないのが、腸のこと

便秘に悩む女性は多いといいます。個人個人のやり方で便秘改善の方法も持っている人も多いのではないでしょうか。

では、何日続けば、便秘と言えるのでしょうか?

一般的には、3日以上、排便がないと、便秘というようです。また1週間の排便回数が2回以下であれば便秘といえそうです。

実は便秘には国際基準もある

国際的には、Rome委員会という組織が、便秘症の基準を以下のように定義しています。

・排便の4分の1超の頻度で、強くいきむ必要がある
・排便の4分の1超の頻度で、兎糞状便または硬便である
・排便の4分の1超の頻度で、残便感を感じる
・排便の4分の1超の頻度で、直腸肛門の閉塞感や排便困難感がある
・排便の4分の1超の頻度で、用手的な排便介助が必要である
・自発的な排便回数が週に3回未満である

これら6項目のうち、2つ以上の項目に該当する場合は、便秘症であるといえるようです。

また6ヶ月以上前から症状があり、ここ3ヶ月は上記の基準を満たしている場合は、慢性に該当するそうです。

便秘が女性に多い理由

男性もいるけど、どちらかといえば、便秘は女性、男性は下痢のイメージ

CMなどでも、便秘の薬は女性に向けたメッセージを強く発信しているものが多いです。このことからも、便秘に悩む女性がいかに多いかがわかるでしょう。

ある調査では、人口1000人あたりに占める便秘に悩む人の割合を男性が24.5人、女性が45.7人だと発表しています。ここ数年で、女性の割合が急増しているそうです。

女性が便秘になりやすい理由は、ホルモンバランスにあると言われています。

排卵後や妊娠中に増加する「黄体ホルモン」や「プロゲステロン」は、体内に水分を蓄える作用があります。そのため、腸内の水分が不足してしまい、便秘になるのです。

またダイエットをする女性は、食事制限をすることで食物繊維が不足しがちになり、便秘を招くという結果になってしまうのです。

便秘薬に潜む危険性を知っておこう

誤った使用法が招く、便秘薬の恐怖とは

便秘の時に重宝するのが、便秘薬です。この便秘薬は、正式には下剤ということになります。下剤には、「刺激性下剤」と「機械的下剤」の2種類があります。

「刺激性下剤」は、腸を刺激して、腸の運動を活発にして、排便を促す薬です。短期間の間に使用するための下剤です。

そのため、長期間にわたって継続的に使用すると、逆に便秘になってしまうリスクが高まります。

「機械的下剤」は、慢性化している便秘に効果的な下剤です。しかし、酸化マグネシウムを成分に含んでいる製品は、長期間にわたって服用することで高マグネシウム血症を招く危険性があります。

これにより、呼吸抑制や意識障害、不整脈、心停止などの症状が出る危険性があります。

またこれらの下剤に関しては、ネット上などでダイエット効果があるといった誤った情報が拡散しています。これにより、用法、用量を守らずに使用して、より危険性が高まることになるのです。

便秘とサヨナラできるための3つのルール

改善に最適な方法は簡単なことだった

便秘薬を使わずに、便秘を改善するには大きく分けて3つのルールを守る必要があります。

1 食生活の改善

まずは、食生活を改善しましょう。乳酸菌や食物繊維を多く含んだ食事を心がけることで、腸内環境を整えます。最近では、1日1回、亜麻仁油をスプーン1杯飲むというのも効果的だと言われています。

2 運動

次に、適度な運動をするようにしましょう。通勤や通学時、少しでいいので歩く習慣をつけましょう。1度に激しい運動をするより、軽い運動を毎日、心がける方が効果的です。その方が長続きもするはずです。

3 マッサージ

最後に、腸をマッサージしましょう。お腹に手を当てて、おへその周りを時計に回りに円を描くようにマッサージします。お風呂上りに行うと良いでしょう。

これらの3つを習慣づけて、便秘の解消を目指しましょう。

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