プラナリアの生態と仲間、幹細胞再生の仕組み、環境の変化に弱い | 楽しいことが一番大切

プラナリアの生態と仲間、幹細胞再生の仕組み、環境の変化に弱い

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不死身の生物プラナリア

簡単に見つけられる小動物

プラナリアはきれいな川ならどこでも見つけられる生き物です。

水の中にある大きめの石や流木をひっくり返せば、裏側にたくさんへばりついているでしょう。春から夏の暖かい時期に行けば出会えます。

驚異の再生力

プラナリアの再生力の高さは異様です。カッターナイフで体を半分に切断すれば頭部と下部は別々に動き出します。そして、1週間ほど経つと足りない部分が再生されます。

この再生の仕組みは、全能性幹細胞という、何にでもなれる特殊な細胞が多くあり、それが足りない体の部分を作り出すからだそうです。

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プラナリアの仲間

ウズムシというのが日本の呼び名

プラナリアの正式な分類は扁形動物門ウズムシ綱ウズムシ目ウズムシ亜目に属している動物の総称となります。

このウズムシという呼び名は体表の繊毛が渦を作ることから来ています。

オスとメスの区別がない雌雄同体だそうです。それにもかかわらず、脳をもち、再生能力をもつという珍しい特性があります。

ちなみにプラナリアという呼び名の由来は、ラテン語で、平たい面という意味のplanariusです。

プラナリアの大きさ

プラナリアの大きさは2センチ~3センチ程度で、です。 小さいミヤマウズムシという種類では1センチ~2センチ程度です。

プラナリアの寿命

プラナリアには寿命というものがありません。これはある一定の条件さえ整えば、増殖、分裂することができるからです。

また、2匹のプラナリアがいれば有性生殖を行え、生まれた卵は環境が良くなるまで孵化しません。

環境に弱い

寿命が無いので、不死身の生物のように思われてしまいそうですが、きれいな水でしか生きて行けないし、高水温が苦手です。

水温や水質など、プラナリアの生息する環境が悪化すると、腹部がくびれて分裂します。この増え方を自切といい、一匹が二匹になってしまいます。

一匹が二匹に分裂するだけでもすごいのですが、プラナリアによっては3つに切断すると、3つに再生されるという再生能力を持ちます。

実験によっては、100以上に切り刻んで、100以上のプラナリアが再生されたそうです。

結構弱いプラナリア

実は、プラナリアは切断の実験前に絶食させておかないとダメなのです。切断した時に、自らの体内の消化液で体を溶かしてしまって死んでしまうそうです。