カレールーが足りない、そんな時の代用品、味が薄いとかとろみが無いといった問題も解決！

カレー作りの途中でルーが不足している場合、いくつかの便利な代替品が利用可能です。

・カレー粉
・レトルトカレー
・ビーフシチュールー
・ハヤシライスのルー
・カレー風味のインスタント麺のスープ

カレーの調理中に具材が豊富にあるのにルーが不足することはよくあります。必要な量が5皿分ある場合でも、ルーは4皿分しかないかもしれません。

しかし、そうした状況でも解決策はあります。今回は、カレールーが不足している場合や、味や濃さが足りない場合の代替品をご紹介します。

カレールーの不足を補う代替品5選

カレールーが不足している場合に役立つ代替品を5つ紹介します。

カレー粉

多くのスパイスが混ぜ合わさったカレー粉は、様々な料理に使用できます。カレールーも基本的にはこのカレー粉を基に作られているので、ルーが足りない時の最初の選択肢になるでしょう。
適量を加え、必要に応じて調整することで、理想的な濃さと風味を得ることができます。

レトルトカレー

レトルトカレーを使ってカレーの味や量を調整するのは一つの方法です。市販の様々なレトルトカレーが利用可能です。
パッケージを開けて、そのまま煮込んでいるカレーに加えるだけ。これにより、味に変化や深みが加わり、さらに美味しいカレーが完成する可能性があります。

ビーフシチューのルー

ビーフシチューのルーは、カレーに深みと風味を加える一助となります。それにより、カレーの味が豊かになり、単調な味わいから脱却できます。ビーフシチューのルーは、ソースやスープのエッセンスとしても活用され、料理に独特の風味をもたらします。辛さを増したい場合、スパイスやハーブを追加して調節することができます。

ハヤシライスのルー

ハヤシライスのルーは、ビーフシチューのルーと同様にカレーの風味を強化する効果があります。異なる風味がカレーに織り交ぜられ、興味深い味わいを楽しめます。辛さが不足していると感じる場合は、調味料やスパイスを使用して風味を引き立てることが可能です。

カレー風味のインスタント麺のスープ

カレー風味のインスタント麺のスープは、他の選択肢が利用できない場合の助けとなります。カップ麺からスープを取り出し、それをカレーに直接加えることで、カレーの味をより鮮やかにすることができます。様々なタイプのインスタント麺がありますが、それぞれのスープはカレーの風味を強化する効果があります。

カレールーが不足している場合の調味料17選

カレールーの量が少なく、味が物足りない場合は、17種類の調味料から選んで使うことが推奨されます。

複数の調味料を合わせて使うことも可能です。それぞれの調味料がどのような特性や利点を持っているのか、詳しく解説します。

塩

カレーの風味を引き立てる主要な要素は、「塩」です。食品の成分表記は、使用量が多い順にリストされていますが、これを考慮すると、「塩」の使用量はスパイスよりも多い場合があります。味が物足りない場合、少量の塩を追加して調整するのがお勧めです。

砂糖（またはハチミツ）

カレールーには、意外と砂糖が豊富に含まれています。特定のカレーでは砂糖が隠し味として使用されることもあります。ただし、砂糖を過度に使用すると、カレーが過度に甘くなり、味が落ちる可能性があります。味が薄い場合は、砂糖を少し多めに加えて、辛さとのバランスを調整しましょう。

醤油

醤油は、カレーに自然に溶け込む調味料です。醤油を少量加えることで、カレーの味が豊かになります。特に、カレーの味が薄いと感じる場合、醤油を少し加えると良いでしょう。

コンソメスープの素（「コンソメ」・「マギーブイヨン」）

風味の基盤として、コンソメスープの素が効果的です。塩、砂糖、醤油を加えるのは表面的な調整であり、基本的な風味はコンソメが補強します。具体的には、「コンソメ」や「マギーブイヨン」が使われ、これらはカレーの基本的な風味を強化する役割を果たします。

鶏ガラスープの素

鶏肉ベースのカレーを作る際に、風味が足りないと感じたら、鶏ガラスープの素を使うと良い選択です。この素には、旨味や塩分も含まれており、料理の味を一段と引き立てます。「ウェイパー」も代わりに使用可能です。

和風だしの素（「ほんだし」）

もし、カレーに和風の風味を加えたい場合、和風だしの素がお勧めです。これにより、独特の日本風のカレーが作れます。味噌汁にも使われるこのだしの素は、多用途に使用できます。

めんつゆ

めんつゆも、カレーに和風の風味を加えるのに適しています。醤油とみりんが混ざり合っためんつゆは、料理に深みと風味をプラスします。量に注意して使用すると、変わった味わいのカレーが楽しめます。

コショウ（白コショウ・黒コショウ）

コショウは、カレーのスパイスとしての役割も持っています。白または黒コショウは、カレーに適度な辛さを追加するのに使われます。それは、独特の辛さをカレーにもたらします。

七味唐辛子/一味唐辛子/粉唐辛子

唐辛子は、カレーのピリッとした辛さを作り出す主要なスパイスです。七味や一味などの唐辛子を家庭で使用することができます。利用可能であれば、粉末の唐辛子もお勧めします。

味噌

味噌もまた、カレーの隠し味として使用されることがあります。味噌は、カレーに独特の深みをもたらし、風味を向上させます。色々な種類の味噌が利用可能です。味噌にはだしの風味も加わります。

ソース（中濃・ウスター・お好み・とんかつ・オイスター）

ソースは、様々な食材から作られ、カレーに豊かな風味と深みをもたらします。中濃、ウスター、お好み、とんかつ、オイスターなど、好みのソースを選んで使用することができます。特にオイスターソースは、シーフードカレーに非常に良く合います。

焼肉のタレ

焼肉のタレもカレーの風味を豊かにする素晴らしい選択です。ただし、その濃厚な味わいが支配的になりすぎないよう、適量を心がけましょう。カレーとの絶妙なバランスで、美味しさを引き立てます。

ケチャップ

ケチャップもまた、カレーに多彩な味わいを加える素晴らしい調味料です。トマトベースのこの調味料は、インドカレーにも自然に馴染みます。

にんにく

にんにくは、カレーに魅力的な風味を加えるのに効果的です。鋭い風味が料理にダイナミズムをもたらし、他の調味料との組み合わせも考慮されるべきです。

生姜

生姜もまた、カレーに独特の風味を加えるのに適しています。ピリッとした風味がカレーを引き立て、他の調味料との組み合わせが効果的です。

コーヒー

コーヒーの少量の添加は、カレーに深みと風味の強化をもたらします。特に、カレーの味が薄いと感じる場合におすすめです。

レモン

カレーの風味を引き立てるには、レモンの酸味が効果的です。レモン果汁を少量加えるだけで、カレーの味が一層豊かになり、風味が広がります。

カレールーが不足している時の「とろみ」を加える方法

カレールーが不十分な場合、カレーが薄くなりがちです。その場合、以下の方法でカレーに適度なとろみをつけることができます。

特に、ブールマニエは味に深みをもたらすのでおすすめです。

長時間煮込む

水分を減らすために、カレーをゆっくりと長時間煮込みます。これにより、カレールーの濃さが適度になります。焦げないように注意しながら進めてください。

水と片栗粉を混ぜて加える

片栗粉と水を混ぜてカレーに加えると、すぐにとろみが出ます。これは中華料理にも使われる方法で、カレーにも適しています。

ジャガイモをたっぷり使い、崩れるまで煮込む

ジャガイモをたくさん使用し、それが崩れるまで煮込むと、自然なとろみがカレーに出ます。特に以下の種類のジャガイモが適しています。

これらのジャガイモは煮崩れやすいので、とろみをつけるのに適しています。
煮崩れにくいジャガイモの種類には、

があります。通常、これらの種類がカレーに用いられますが、カレールーが不足している場合には、煮崩れやすいジャガイモを選ぶと良い結果が得られます。

ブールマニエの使用

ブールマニエは、バターと小麦粉を合わせたもので、料理にとろみを加えるのに使用されます。フランス料理でよく使われるこの方法は、カレーにも適しています。

調理方法

バター30ｇを耐熱容器に入れ、電子レンジで約10秒加熱します。その後、大さじ3の小麦粉を加えてよく混ぜます。

総括

カレールーが不足している場合は、家に以下の食材がないか確認しましょう。
・カレー粉
・レトルトカレー
・ビーフシチューのルー
・ハヤシライスのルー
・カレー風味のカップ麺のスープ

これらの食材を組み合わせることで、カレーの風味が向上します。さらに、カレーが十分にとろみがない場合は、

・長時間煮込む
・片栗粉を水で溶かして加える
・ジャガイモをたくさん使用する
・ブールマニエを用いる

このような方法を試して、理想のカレーを作りましょう。